それでもやっぱり旅したい(byエノキダケイコ「旅と人生」)

ワクチン4回済ませて、気を付けながら国内旅行中。

メキシコ料理「グズマン・イー・ゴメス」@品川アトレ

私ここの、おっさん二人のロゴが大好きなんですよ。なんか、こんなおっさんたちが作ってるタコスなら美味しそうじゃないですか?(私見

実際私ここのタコスもブリトーも、かなり好きです。オーストラリアの店だし、きっともっと本格的なメキシコ料理のお店も都内にあると思うけど、手軽さも長所のうちなのでお許しを。

メキシコも1泊したはずだけど、昼はバイキングで夜はマリアッチのショーレストランだったので、あまり本格的なコース料理を食べずじまいでした。だから私のメキシコ料理の知識はグズマン・イー・ゴメスでいっぱいいっぱいです…。(2020.9.14)

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牛肉のブリトー・ボウル。タコライスと呼ぶには肉が中南米すぎる。辛いのもうまいけど、今日は昨夜の「エマダツィ」の衝撃さめやらないのでマイルドにしました

 

ブータン料理「ガテモタブン」@代々木上原

ブータンに行ったのはもう17年前。私が参加したツアーはその時すでに30年、300回を越えていて「出遅れた」感がありましたが、今は国王も世代替わりして国の制度もかなり変わったらしく、今のブータンを見に是非もう一度行ってみたいなーと思っています。

ブータンでは観光客用の辛さ控えめのものばかり食べてたけど、1回だけ現地そのままの唐辛子料理も食べてみたら、「…辛味調味料?」という感じで歯が立ちませんでした。ガテモタブンのお料理はピリ辛~2辛くらいに調整してあるんじゃないかなと思います。「唐辛子のチーズ煮込み」って名前からして強烈だけど、シシトウの「外れ(当たり?辛いのが混じってるやつ)」くらいの辛さじゃないかなぁ。チーズのまろやかさでとっても美味しいのです。(2020.9.13)

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手前がエマダツィ(唐辛子のチーズ煮込み)、向こうのがパクシャパ(唐辛子、豚肉、大根の煮込み)。どっちも美味しい~

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ブータン餃子モモ。豆板醤みたいなのをつけて食べます。

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スージャ(バター茶)。懐かしがって飲んだけど、美味しいってわけではない…。でもタクツァン寺院へ山歩きしたとき、途中の休憩所で飲んだバター茶のおかげで目的地までがんばれました。高地では必需品かも。

 

シンガポール料理「ヤクンカヤトースト」@西新宿

シンガポールに行ったことのある人には「カヤトースト」はおなじみかもしれません。私は去年20年ぶり?30年ぶり?に行ったときに友達に激しく誘われて、初めて食べました。薄くカリカリに焼いたトーストに分厚いバターと甘いカヤジャムをはさんで食べるカヤトースト。それになぜか温泉卵にシンガポール式の濃いお醤油をたらしたものをつけて食べるという。それに、ど甘い練乳入りのコーヒーを添えて飲むという。…そんな迫力満点のスイーツというか軽食です。

カヤジャムはカスタードみたいなものなんだけど、卵に牛乳じゃなくてココナツミルクを混ぜるのが南国風です。

シンガポールでその一式をぺろりとおいしく食べたので、日本に人気店が進出したと聞いて行ってみました。そしたらコロナの影響でカヤジャムの到着が遅れているということで、初日は甘いコピ(コーヒーのこと)だけ。

二回目にやっと食べたフルセットのカヤトーストは、日本だし冷房の効いた室内だからか、ちょっと甘すぎたかな。次回は甘くないコーヒーにするとちょうどいいかも。暑いところにいるとなぜあんなに甘いものがスルスル食べられるのか、不思議。バンコクに行ったときも、セブンイレブンとかで甘いアイスカフェオレのLサイズとか飲んでたし…。マレーシアの空港で、挽いたコーヒー豆とお砂糖とミルクが一緒に入ったコーヒーパック(不織布に入ってて、そのままお湯を注いで飲むやつ)が大量に売られてたのもびっくりしたなぁ。

三回目に行ったときは、季節メニューのフライドチキンライスを食べました。…こう書いてて、あんなに甘いカヤトーストをまた食べたくなるのが不思議だなぁ…。(2020.7.17、2020.8.15)

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これが基本のカヤトーストセット

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季節限定のフライドチキンライス

 

ウズベキスタン&キルギス料理「ヴァタニム」@新井薬師前

ものすごくお久しぶりです。まったく海外旅行どころか、国内旅行にも行きづらい今日この頃ですが、一時期クローズしていたレストランも、今はかなりの数、営業しています。せっかくなのでこの時期に、「都内で世界一周!」してやろう!と思い立ちました。

で、最初になぜ?と思うかもしれませんが、昨夜行った「ヴァタニム」はウズベキスタンキルギスの料理を出すお店でした。風通しよくしてある角のお店だけど、金曜の夜は満席!私はウズベキスタンに行ったことがあって、一緒に行った人はキルギスに行ったことがあります。中央アジアの料理といってもいろいろだと思うけど、このお店で食べた「プロフ(油をたくさん使った羊肉やニンジンの炊き込みご飯)」もサラダも、プチ餃子みたいなのが入ったスープも、ウズベキスタンで食べた記憶とかなり近い味でした。

お酒は一切置いてないところも、現地と同じ。ラズベリーソーダやハチミツ入り紅茶(けっこう甘い、そして美味しい)を飲んだり、デザートには店名にもなってる「ヴァタニム」を食べたり。生クリームにナッツとドライフルーツを入れて凍らせた?っていうくらい具沢山で濃厚で、とっても美味しかったです。

前にドバイに行ったときに、毎食毎食「フムス(ひよこ豆にニンニクなどを混ぜたペースト)」が出てすっかり好きになってしまったんだけど、このお店には置いてませんでした。そういう、国別・エリア別の違いが少しずつわかってくるのも楽しい。

次はどこに行こうかな~~♪(2020.9.11)

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普段は酒飲みでも今日はラズベリーサイダー

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ディムラマ。肉はほぼ全て羊だけどこれはチキンも

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チュチワラ。小さい具入りギョウザの入った濃いスープ

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サラダは薄味でちょっぴりスパイスがかかってる

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サムサ。中に羊ひき肉と玉ねぎを炒めた具がたっぷり入ってて両手で持つ大きさ。これだけでお弁当になりそう。

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サマルカンドの市場で買ったパンにそっくりの大きくてずっしりくるパンと、クリーミーで濃いヨーグルト「スメタナ

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甘いハチミツ入り紅茶。肝心のデザート「ヴァタニム」はあっという間に食べちゃって写真撮るの忘れてしまった!

 

「いつも現地集合!A子とJ子のマイル修行 ~石垣島・シンガポール修行編」出ました

ANA派のA子と、JAL派のJ子が「いつも現地集合!」で旅行をするという、ドタバタ旅行記の本がKindleで発売されました!ほぼ実話だけど、ゴーストライターが私です(笑)。

ヒマでヒマでしょうがないときにでも、「こいつらおバカだね~」と笑って読んでいただける本に仕上がったと自負しています(笑)。

フォーマットはKindle限定なのですが、「Kindle Unlimited」に加入している方ならタダで読めます。よろしかったらAmazonで紹介文だけでも見てみてください。(と、誘導してみるw)

以下のリンクをクリック!

 

2020.2.1-2 十勝に「ジュエリーアイス」を見に行く

アイスランドの本(右のリストにリンクがあります!)を読んでくださった皆様、追加のレポートです。


2019年8月にアイスランドで流氷の美しさに魅せられてから、日本国内でも見られないのかなと思って、調べていました。
冬の知床で「ガリンコ号」「オーロラ号」といった砕氷船に乗れるツアーがあることは前から知っていたけど、マイナス18度!などと聞いてずっとビビってしまった…でも、流氷を見るには、これは思い切って行ってみるしかありません。

私は自分で旅程を組むのも好きだけど、パッケージツアーも賢く使い分けたいほうです。ツアーで出かけるときはクラブツーリズムをよく使います。自分自身オバサンで、参加者の年齢層が比較的高いから合っているのかもしれないけど、私が行きたい比較的秘境っぽい場所へのツアーも多いし、行程に無理がないものが多いし、至れり尽くせりの割にお値段お手頃、ということで気に入っています。
冬の北海道、しかも札幌や函館ではなく道東なので車がないと移動がすごく難しい上に、数十センチの積雪の上をまさかペーパードライバーの私が走れるわけもなく、今回はツアー一択となりました。

パンフレットをぱらぱらと見ていたら、私がアイスランドの「ダイヤモンドビーチ」で見たような美しい氷の画像がたくさん紹介されているツアーがあるじゃないですか!「ジュエリーアイス」が見られる大津海岸という場所らしいです。さっそく、そのツアーを申し込んだのが去年の秋。


『海の宝石・神秘のジュエリーアイスと夜空を舞う冬花火 オホーツク海の流氷 冬の絶景⑩紀行2日間』ってツアーです。(このツアーは2月で終わりなので、リンクは張らずにおきますね)

目玉は「ジュエリーアイス」と砕氷船ですが、自然現象なので見られるかどうかは行ってみないとわかりません。
結果どうだったかというと!?

ジュエリーアイスは、夜明け頃に見に行くのが氷の量も多いし朝焼けが映って美しいといいます。私たちが付いたのはお昼すぎの遅めの時間でしたが、氷がたくさん残っていてラッキーでした。ちょうど大寒波が通り過ぎた後の晴れの日だったので、氷がたくさんできて、たくさん流れてきていました。(地元の人に言わせると「0度前後のあったかい一日」、だそうです)

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アイスランドの「ダイヤモンドビーチ」の氷は、内陸部の山の上でできた氷が徐々に流れ降りてきたもの、「ジュエリーアイス」は十勝川の河口で淡水が冷えて固まったものなので、両方とも真水だから透明度が高いのです。(※このあとお話しする、海氷が流れてきた「流氷」とは構造が違うんですね)

ジュエリーアイスは板氷なので、私が行ったときは分厚い板ガラスがたくさん並んでいるような感じでしたが、夜明け頃に大量に流れ着いてぶつかりあった氷は砕かれて丸くなっていたりもするようです。どっちにしても、光を受けてどんな宝石よりも美しく輝いていました。

さて、もう一つの目玉は砕氷船「オーロラ号」に乗って、流氷を砕きながら氷の海をクルーズ!…でも今年はオホーツクの流氷はまだ接岸していないので、砕氷船ではなく遊覧船となったオーロラ号で、湾内を回っただけでした…。f:id:enokidakeiko:20200202153145j:plain

それ以外に、意外に良かったのは、厚く氷が張った阿寒湖の氷上で行われる冬花火。私のように、九州出身で大人になってからもずっと東京という者には、外国に出かけるくらいの驚きがあって本当に素敵な体験でした。マイナス10度以下、ずっと降り続ける雪の中、まだ誰も踏んでいない雪をザクザクと踏みしめて、外のお店に出かけただけでも大冒険の気分。

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冬の北海道って、寒くて死ぬかも!とか心配になる人も多いと思います。私もつい最近まで無理、と思っていました。実際マイナス18度とか15度とかの中を歩く経験もしましたが、不思議とカラッとして、寒いとは言っても重ね着をしていれば身体の芯まで冷えることはありません。私が泊まったホテルには屋上露天風呂があって、一日で一番冷え込む朝方に入ったらお風呂の脇にけっこう積雪してましたが、なんとも風情があってよかったですよ。せっかく寒い土地に行くなら、うんと寒い時期に行ったほうがその土地らしさを味わえるのも事実。また行きたいくらいです。

 

以下、写真をいくつかご覧ください:

一日目のランチは帯広「ふじもり」で地元に人気の「インデアンルーのカツカレー」。ルーに大きなお肉がドカドカ入っていて、四角く切ってあるとんかつもボリュームがあって美味しかった。 

 

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女満別町のメルヘンの丘。

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網走市天登山展望台から屈斜路湖を望む。凍っているところと凍っていないところがあります。

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展望台の中に流氷館があります。流氷が来てなかったので、展示を見て説明を受けたり「マイナス15度体験室」にも入れて良かったです。

二日目のランチは「入丸水産」。地味なカニご飯を選んだけど、カニ屋さんなのでほぐし身がとても美味しかったです。

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オホーツク海にいちばん近い北浜駅。無人駅で吹きさらしで、体の芯まで冷えます。駅にある喫茶店にものすごく引かれたけど、ツアーなので残念ながら時間なし!

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網走産の青いビール「流氷ドラフト」と名物の豚丼を最後に空港で食べました。

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マイル修行について

2019年はめちゃくちゃ旅行しました!というのも、年末に行ったツアーに参加していたご夫婦が飛行機のマイレージにすごく詳しくて、影響を受けてしまい、自分でも上級会員を目指そう!と決意したからです。

というのも…私はとにかく旅行が好き。国内も海外も、なんならご近所を歩き回るのも好きなのです。新しい発見や出会い、感動や驚きで心も体もまっさらに洗われて帰ってくるような感覚が、生きる喜びといってもいいくらい。

去年行ったところは、海外ではドバイ、香港、タイ、カンボジアアイスランド、フィリピン、台湾、シンガポール、マレーシア。国内は沖縄、岡山、大阪、大分、神戸、福岡、北海道、鹿児島。去年は当初から用事で国内便に乗る予定がもともとかなりあったので、この勢いでマイルを貯めれば、上級会員になれる!と思ったのですが、実際にはかなり大変でした。

元々私はANA派。ANAの国内便にはビジネスクラスに匹敵する「プレミアムクラス」というのがあります。飛行機の料金って、予約する時期で相当変わりますよね。以前、かなり前に予約したとき、びっくりするくらいプレミアムクラスが安かったので買ってみたら、なんだか上流階級に足を踏み入れたような素敵な世界だったので、去年は奮発して、できるだけプレミアムクラスに乗るようにしました。

そのほかにも、用もないのに那覇石垣島にいちいち出かけてみたり…(そのおかげで、ずっと行きたかった首里城に2月に行けたりしました)。

海外って意外と上級会員になるためのポイント(Fly Onポイント)は貯まらないんですよね、すごくフライトが高いのに。私はどうしても、有利にポイントを貯めることより、「行きたいところがあるから、どうしても行くの!」と我を通して?しまうほうなので、いまひとつお得にポイントを貯められなかったなぁと、振り返って思ってしまいます。

途中から効率を上げようと思って本を買いあさったり「ガチンコマイル塾:航空会社のTOPも知らない秘密のルートを使い最短最速でANA上級会員を達成する極意!」の講座に申し込んでみたりしましたが、今思えば、最初に講座を聞いてから行動開始すればよかった!それでもなんとかANA「プラチナ」会員になれましたが、もしこれから修行を始める方は、1月のうちに最大限情報収集して、旅行計画を立ててフライトの予約を終えるのがオススメです!

移動もお金も大変だけど、「プラチナ」会員になれば「Super Flyers Card」というクレジットカードを作ることができて、毎年カード料金を払い続ければ永続的に恩恵を受けることができます。恩恵そのものは毎年見直しが入ってますが、ANAだけでなく、他の航空会社のラウンジも使えたりして、旅行がかなり楽になります。実はJALのほうも年の後半にがんばって上級会員になったのですが、そのおかげでマレーシアでは空港でゆっくりシャワーも浴びられたし、機内食よりおいしいご飯も食べられました。上級会員になるのは、お金持ちの優雅な旅行者だけではなく、私みたいに川で頭を洗ったり竹でできた家に泊まるような人ほど、恩恵が大きいかも!

最近は国内で移動するときも、飛行機が昔より安く買いやすいので、大阪や名古屋に行くときも良く調べると飛行機のほうが断然お得なこともあります。(深夜バスには金額では負けるけど!)よく旅行する人や遠方への出張が多い人は、ぜひ目指すことをお勧めします!