それでもやっぱり旅したい(byエノキダケイコ「旅と人生」)

ワクチン4回済ませて、気を付けながら国内旅行中。

2023年1月 誘われて軽井沢(ホテル鹿島の森)

「ごほうび旅」ばかりしてるとお財布が空っぽになってしまいますが、お正月ムードのまま、誘われて軽井沢に行ってきました。友達の定宿「鹿島の森」です。

【公式】軽井沢 ホテル鹿島ノ森|KARUIZAWA HOTEL KAJIMA NO MORI

1977年創業の老舗ホテル。東京のホテルオークラの系列ホテルです。最初に勤めたグローバル企業の会長が、日本のホテルの中で一番好きだと言ってたのがオークラ。他にいくらでも、シャンデリアが豪華だったりサービスが派手だったりするホテルはあるけど、長旅の疲れをいやしてくれる落ち着くいいホテルだと聞いています。(泊まったことはないです!)鹿島の森は静かで落ち着く、行き届いたホテルで、まさにオークラに泊まるビジネスマンが避暑に訪れるのにぴったりだと思います。

東京からは新幹線で往復1万円くらい。(「えきねっと」の割引を使えばもっと安くなります)年に何度も行くなら、私の場合もうちょっと抑えたい・・・。また夏に行こうと話したので、次はバスを使ってみようかしら。

軽井沢のホテルや温泉などの施設は、雪深い1~3月は休業するところもあります。鹿島の森は今年1月9日から3月17日まで休業。お正月明け、休業直前のお得な「女子旅プラン」に急遽行こうと大晦日に誘われて、乗っかった形です。

 

到着したら、ホテルの周囲には雪が少し残っていて、肌にキーンと染みる寒さ、マスクを外して肺いっぱいに吸い込んだ森の香り・・・ああ、軽井沢に来た!と、気分が上がります。

ホテルはわずか二階建て。全面リニューアルしたばかりだけど、家具やインテリアに”モダンっぽいところ”は何もありません。替えるべき部分を取り換えて、新しくすべき部分を新しくしてあるのに、見た目の印象は以前と同じ。徹底しています。

「女子旅プラン」にはウェルカムスイーツが付いています!”アフタヌーンティ”というほどのボリュームではなく、お皿のスイーツ盛り合わせとコーヒー。このくらいの分量がオバちゃんにはちょうどいいんだなぁ・・・。「ラウンジ」には本物の暖炉があって、ホテルの敷地内で切ってきて何か月も乾かした薪をくべて暖を取ります。本物の薪ストーブの温かいことといったら。

ディナーまでの間に温泉に行ってきます。

星野温泉 トンボの湯 | 軽井沢星野エリア

「トンボの湯」には何度も行ったけど、この中のショッピングエリア「ハルニレテラス」は初めてです。広い敷地を生かして、小さめの店舗が立ち並ぶ中を歩いていくのもいい感じ。私はジャムをひとつ買いました。(温泉けっこう混んでた~)

そして、今回のメインはディナーですね・・・。

コレステロールもヤバいし、あまり贅沢はするまいと思ってたのに・・・美味しそうなメニューに目がくらんで、ついフルコースを頼んでしまいました。ホテルの本物のコンソメスープも久しぶりで感動したけど、一番うれしかったのは牛フィレ肉のポワレですね。表面の角だけカリっとして、中はふんわりと柔らかくて絶品でした。ワイン飲みすぎたし、デザートを「クレープシュゼット」にグレードアップしてもらったりしたので、カロリーも予算もかさんでしまった。。。(全く後悔はしていない。むしろ良かった)

折しも月はほぼ満月。中庭の小さいツリーと、寄り添い合うような雪だるまたちの上で明るく光る月が、iPhoneでこんな童話の中の風景のように撮れました!

翌朝は、オークラ名物のフレンチトーストの朝食、これがまた絶品の焼き加減。

レストランの広い窓から高原の木々をゆったり眺めながら、上品で優しいスタッフの方々のおもてなしを受けていると、普段残業続きだったり、仕事の重圧に押しつぶされそうになっているエグゼクティブの方々は、きっと心底落ち着ける場所だろうなぁとしみじみ想像してしまうのでした。(もちろん、普段からなかばヒマでのんびりゆったり暮らしている私でも、最高の気分でした)

余裕の日程を組む時間がなく、午後から都内の用事のため、朝食後はすぐに出発。また来るときはもっと余裕をもって、駅前のミュージアムにも行きたいな・・・(そしてディナーはアラカルトでサラダくらいにしておこう・・・ワインもグラスだけで・・・)

ちなみに私たちが今回利用した「女子旅プラン」はツインルームで一人12000円弱、ウェルカムスイーツと朝食つきというお手頃価格。(ディナーは別)また行きたくなる軽井沢なのでした。

(帰りの車の中から見た、窓にたくさん付いた氷の結晶の写真です)