それでもやっぱり旅したい(byエノキダケイコ「旅と人生」)

ワクチン4回済ませて、気を付けながら国内旅行中。

2023年1月 大分で豪華ホテルに泊まる旅(JR九州ホテルブラッサム大分/ANAインターコンチネンタル別府)

大分は私の出身地。実家はもうないので、帰省イコールホテル泊です。というわけで、長い間、大分と別府のいろんなホテルに泊まってきた私が(※だいたいは激安ホテルですが)今、大分と別府でいちばん泊まりたいホテルに一泊ずつしてきました。

 

【一泊目:JR九州ホテルブラッサム大分】

一泊目は大分駅ビルの中にある、私の大好きなこのホテル。

(ちょっと入口わかりにくいかも。駅から出て、「アミュプラザ」内にある専用エレベーターで上がります)

www.jrk-hotels.co.jp

JR九州といえば、豪華でユニークな特別列車で有名ですよね。そのJR九州が展開するホテル群の中でも「ブラッサム」は力が入っています。列車と同じ水戸岡鋭治さんのデザインで、壁紙からなにから、JR九州らしいモダン和風の意匠でいっぱいなのです。

 

その上というか、これが主役といってもいいのが、最上階にある「CITY SPAてんくう」。ここはもはや、県内でトップクラスと言っていい温泉施設ですよ。お風呂なので写真が全く撮れなかったのは残念ですが、その分、公式サイトでとくとご覧ください!

www.cityspatenku.jp

なにしろ広いし、”インフィニティ”と呼ばれる端っこが見えにくい構造で、大分のてっぺんから大分~別府の街と湾内まで見渡せる解放感がすごい。設備も行き届いていて、サウナも多種類、リラックススペースも高級感たっぷり、なのに別料金がかかる「ヒーリングスパ」まで含めて、宿泊者は無料、温泉だけ入っても平日2300円ですよ。(参考価格:後楽園のSpa LaQuaは場所が都心だし広いけど、これほどの眺望なしで4000円強)

平日だったのでガラガラだし、眺望ほぼ独り占めで領主の妻にでもなったような気分でした(←カン違いもはなはだしい、、)

ディナーは友人と外の居酒屋に行ったけど、軽く食べるだけならスパのカフェバーもよさそう。ホテルのレストランは1つだけなので、そこでは朝食を堪能させていただきました。

 

JR九州といえば、東京でも「赤坂うまや」という料亭を運営してるし、新宿の「ブラッサム新宿ホテル」の一階にもこの店が入っていて、わりとよく行くんですよ。ランチの「三代目 市川猿之助の楽屋めし」に特製たまごのプリンをプラスするのが私の定番。(今年の元旦にも食べてしまったくらい)それくらいお料理にも定評のあるJR九州、朝食もご覧のとおり、箱のメイン料理のほかはビュッフェ形式。和のデザートも充実していてコーヒーも美味しいのです。ここほんと大好き。

 

【二泊目:ANAインターコンチネンタル別府】

翌日は別府へ移動。JRの在来線で大分駅から別府駅は12分という近さ。ただしこのホテルは山の手にあるので駅からは遠く、ホテルの送迎をお願いするか、タクシーorバスが必要です。

今までは「ランチ&スパ」プランに何度か行っただけ。その度に、横浜のインターコンチネンタル(昔よく会社のイベントで行った)とは全然違う落ち着き、街から離れた静かな重厚さにうっとりして、長年泊まってみたかったのですが、今回やっと泊まりました。

anaicbeppu.com

ここは九州のホテルの中でもかなり高価な方じゃないかと思います。(※旅館は別ですが)でも本当にいいホテルって、私みたいな小さなリュック一つ、ダウンコートの通勤着みたいな恰好で現れる一人客にも、気さくで本当に親切なんですよね。あまりの重厚さに緊張しながら入っていくと、別府市内を見下ろすロビーでウェルカムティーを出してくれて、そこでチェックイン。

ここの温泉もすごく良いんですよ。広大ではないけど、点々と広がる露天風呂から別府の街が見下ろせます。(温泉ばっかり入ってる・・・大分に行ったら当然そうなりますね)

さて。お部屋です。まずは写真をご覧ください。大分県内のホテルでは文句なしのトップではないかと思います(泊まったことないホテルがまだまだたくさんあるので、私の狭い経験で、ですけど)。

 

 

 

このクラスのホテルは、正直、私の場合は為替差益が享受できる外国でしか泊まったことがありません。普段の生活では考えられない家具とファブリック、調度品やアメニティ、そして眺め。身の丈にあわないところに泊まるのってチュウチョするけど、逆にたまの贅沢だからいいんです!

見てこの夜景。1月は九州だって震え上がる寒さなので、プールは素通りだけど、ここでカクテルなんて飲めたら最高ですよね。

街から遠いので、ディナーはホテルで取ります。ここで失敗したのが、ランチを食べすぎて全然おなかが空かない・・・。せっかくなのでフルコースを奮発!と思ったけど、今食べても美味しさが味わえません。・・・でも、ちゃんとアラカルトや軽い食事のメニューもあるんですよ。軽いといってもちゃんとした定食ですが、私は野菜の多い天ぷら定食をいただきました。これもまた美味でした。

 

そして朝食。私はついホテルに泊まるとオムレツを注文してしまうけど、エッグベネディクトとか他にもいろんなメニューがあったみたいなので、もうちょっと吟味すればよかったかな・・・。まだこのときも、それほど食欲Maxではなかったのが惜しいところでした。

 

【ごほうび旅なのに、お値打ち旅??】

ところで、こんなに豪華なホテルばかりなのに、なんでこのブログには「ごほうび旅」のほかに「お値打ち旅」のタグもついてるのかって?・・・それは、とっっってもお得に旅行できたからです。

JRホテルは、予約した後で全国旅行支援が始まったので、慌てて予約を入れなおし。その上さらに、泊まった翌日が数少ない全館休業日(朝食は食べられるけど温泉はお休み)だったので割引価格だったのです。具体的に言ってしまうと、通常はデラックスツインのシングルユースだと1万円は見ておくところ、宿泊料が7600円、旅行支援のクーポンを朝食に使ったので追加で支払ったのは入浴税だけでした。全国旅行支援はそろそろ終わりだけど、休業日の前日は、今後もねらい目です。

インターコンチネンタルの方は、さらに離れ業を使ってしまいました。私はコロナ前、バリバリ仕事して一生懸命稼いでた頃に、ANAの上級会員を目指す、いわゆる「修行」をやってけっこう膨大なマイルを貯めて、Star Allianceの世界一周チケットに替えられるところまでいきました。でもコロナ禍で海外をいったん断念し、ちまちまと国内旅行の特典航空券に替えて消費したので、ここ2年ほとんど飛行機代は払ってなかったのですが、それでもまだ6万ポイント以上残っています。そろそろ、国内ですぐに行きたいところはなくなってきた・・・(全県制覇は10年くらい前に終えてるし)・・・。で、マイルってANA系列のホテルにも使えるんですよ。ANAコインと違って6万マイルは9万円とかでなく6万円にしかならないので、効率の面からは推奨できない使い方だけど、今これだけマイルがある。一番やりたいことは?インターコンチ別府に泊まること!・・・という私には、最高の使い方がこれでした。

・・・というわけで、宿泊費は0円。払ったお金はディナーの分5000円弱だけでした。(マイルなので全国旅行支援の適用はナシ)

ちなみにフライトは、片道はANAマイルを使い果たした後なので購入(13000円弱)、片道はJALのマイルで特典航空券。今回の旅行に使ったお金は、これ以外の食事やお土産を含めても3万円ちょいに収まりました。マイルで宿泊という手は二度と使えないけど、最高の使い方ができて、超お得な豪華旅ができて大満足でした!