4月17日。赤坂の本格的なドイツ料理店に行ってきました。皿盛りのカリーブルスト(普通はホットドッグ)は、すごく美味しいソーセージにケチャップとカレー粉で、昔ベルリンで食べたのと同じ味わい。豚のすね肉を煮込んだ「アイスバイン」のローストもすっごく美味しかったです。ビールは生のドイツビールだけで4種類はあったかな。これがまた、うまい!
ビルの2階だけど、窓を開け放っててオープンエア状態でした。
4月17日。赤坂の本格的なドイツ料理店に行ってきました。皿盛りのカリーブルスト(普通はホットドッグ)は、すごく美味しいソーセージにケチャップとカレー粉で、昔ベルリンで食べたのと同じ味わい。豚のすね肉を煮込んだ「アイスバイン」のローストもすっごく美味しかったです。ビールは生のドイツビールだけで4種類はあったかな。これがまた、うまい!
ビルの2階だけど、窓を開け放っててオープンエア状態でした。
実家がなくなってから、会社員時代は毎年海外で年越ししてきたけど、もうそんな日は来ないんだろうか…。ふと人から聞いた福島の英国風ホテル「ブリティッシュ・ヒルズ」で、大晦日にカウントダウンイベントをやると聞いて、軽い気持ちで泊りに行ってみることにしました。
移動は東北新幹線ですが、久々なのでここは、飛行機のファーストクラスに相当する「グランクラス」に挑戦してみましょう。グランクラスに乗る人は、東京駅にあるJR東日本のラウンジが使えます。ビューゴールドカード保持+グリーン車でも使えますが、私のビューカードはゴールドじゃないので、最初で最後の利用かもしれません。ラウンジは入口からして高級感たっぷり。中に入るとお客さんが3組くらい。きれいな係員の方が席まで注文を取りに来てくれて、カプチーノやアイスコーヒーなども陶器やガラスで何杯でもサーブしてくれます。フィナンシェも出してくれるし、年末サービス?でペットボトルのお茶もいただきました。椅子やブラインド(縦型の布ブライド)も素敵。
乗車すると、一列は2席・1席の3席だけ。乗客は私の他に一人だけです。ただ残念なのは、郡山行きはすぐ着いちゃうからか、飲み物や軽食のサービスは何もありません。リクライニングしたりして車内誌「トランヴェール」を眺めてたら、新白河に到着。
東京から1時間半くらいかな。駅に着いたら雪が降っていました。ホテルのバスでピックアップしてもらって向かいます。この年末は大雪になりそうなので、自家用車の人も駅に車を置いてバスで行くことを推奨しています。
バスに40分乗っているうちに、どんどん雪が深くなっていって、着いたらもうホテルは雪に埋もれています。これは…ずいぶん本格的な英国マナーハウス(貴族の邸宅を改造した昔ふうのホテル)だなぁ!
ロンドンにもこんなクラシックなホテルはないんじゃないか?一度スコットランドとの国境あたりのマナーハウスに泊まったことがありますが、そこよりもむしろ昔ながらの調度品が揃っていてすごく立派です。
そして着いたらいきなり英語だ!最初は慣れなかったけど、だんだん英語が普通になってきました。そこは「神田外語学院」という語学学校が経営している英語合宿のできるホテルで、建物だけでなくそこでの生活すべて、まるでイギリスに滞在しているような暮らしができるというホテルだったのでした。
従業員も英国紳士がいたり、日本人スタッフも英語がとても流暢で、本当にツアーで到着したイギリスのどこかのホテルみたいです。宿泊客は自由に見学できる本館の二階には歴史の古い図書館みたいなライブラリーや、第一回議会でも行われたんじゃないかという会議室など。ホテルというより、本当の貴族の館(チャーチルの生家のブレナム・パレスとか)に来たみたい。
私が参加した年越しプランでは、スコットランドの本格的なバグパイプ演奏と伝統料理「ハギス」とホットワインを振舞う「バーンズ・ナイト」っていうイベントのあとにディナー。
12時に向けてビンゴやトリビアクイズもあって、カウントダウンの後は…雪の中の花火でした。もう寒くて寒くて!でもすごく綺麗で、最高でした。
部屋に戻るとまるで英国風のお部屋に、テレビのスイッチを入れるとデフォルトがBBC!
猫脚のバスタブ。うーむ、イギリス旅行しててもここまで英国風の宿ってないよなぁ…。カフェカーテンのかかった窓の向こう、木々にどさどさと積もる深い雪。ここってどこだっけ?もしかして…密室殺人の舞台?(違う)と言いたくなるくらい、東京から2時間なのにこの非日常感は…。
翌朝は朝食ビュッフェにおせちやお雑煮もあって、朝からデザートも豪華。
ショップではキュー・ガーデンやビクトリア&アルバートミュージアムなど、あー私イギリス行ったらヒースローで買いそうだなー、と思うものばかり売っていて、けっこう買い込んでしまったのでした…。
うーむ。おそるべしブリティッシュ・ヒルズ。全然偽物っぽくなくて、懐かしい気がするくらい立派な、木の家具の匂いただよう、英国好きのツボをみごとに押さえたホテルでした。ぜひここでアガサ・クリスティの「マウストラップ(雪の山荘の密室ミステリー)」を上演してほしい。
本格的な窯で焼くピザの名店。ビブグルマンに何度も選定されてることもよく知られています。ピザはすごく薄いんだけど、ボリュームたっぷりなので、ほかにはハムやチーズ入りのサラダとワインだけ。友達と二人でお腹いっぱいになりました。
前に行ったときは、チーズたっぷりの上にハチミツがかかったピザを食べた気がするな。。シンプルなマルガリータも。
今日が4回目くらいかな。初めて食べたときも感動したし、今日も感動。香りが最高だし、丹念に作ったものをぐちゃっと丸めて食べるのも最高。(いや、丁寧に少しずつ食べてもいいと思いますよ!)
イタリアに旅行したとき、これくらい薄いピザに、一見適当にトマトソースを塗ってチーズを振りかけて、すっと窯に入れてさっと出してきたピザが絶妙でした。おいしい食べ物って、こねくり回したりしてなくて、手際よく作られてるな―と思います。
本当は友達を何人もさそって、テーブルを囲んでペロリ、ペロリ、と焼けてくるピザをどんどん食べたい店だけど、こんなご時世なので食べられただけで嬉しかったです。
(土曜日にせっかくフレンチビストロに行ったのに、写真を一枚も撮らなかった!ので、フランスはまた後日行きなおすことにして、日曜に行った日暮里の台湾茶カフェ「狐月庵」についてご報告します。
魯肉飯に日替わりのお茶とスイーツをプラスしたランチセット。魯肉飯も美味しいけど、オリジナルのお茶もとっても美味しかった。スイーツは「お豆腐に黒蜜とタピオカ」という感じで、美味しいけど長年体に染みついた経験則から、しょうゆとショウガと小葱で食べたい気持ちも…。
ランチタイムだというのに、他のテーブルでは急須に熱湯を注いでいたりして、本格的な工夫茶をやってる人もけっこういました。あれも楽しそうなので次はお茶しに行こう。
とにかく問題は、店にいるだけで台湾に行きたくて行きたくてたまらなくなるところ…。コロナが収束したら、こんどは未踏の台南にも行きたいわ…。
アイスランドのホットドッグ。去年の夏に行ったとき何回食べたか!何食べても美味しかったのですが、名物といえばピルサーつまりアイスランド語でホットドッグ。ラムとポークの細挽きソーセージにアイスランド製の茶色っぽいマスタード、そして底の方に潜んでいるのはフライド・オニオンと生のオニオン。一番有名な、クリントン(当時の)大統領が通った等の逸話のある「バイヤリン・ベストゥ・ピルサー」はかなりシンプルな一方、私が一番気に入ったバスターミナル隣のフードコート内の「Skal!」という店(※ミシュランでビブグルマンに選定!)のホットドッグは、ダブルオニオン、ソーセージの上にはレタスの細切りやピクルス。美味しすぎて短い滞在中に3回通ったあの店のホットドッグがまた食べたいとずっと思っていて、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、Kindle用に書いた「ホンモノのガイドブック アイスランドに行きたくなる本」でも1章を割いて、ひたすらホットドッグ調理実験をやったくらいです。
まったく旅行ができない最近でも、アイスランドの会社で働いてみたり、アイスランドのミステリー(作者の名前は「アーナルデュル・インドリダソン」、すごい陰鬱だけど面白い)の日本語訳を読破したり、アイスランド活動に余念がなかった私ですが、肝心のアイスランド料理店がない!唯一見つかった固定店舗「アイスランド・マーケット」は、名古屋にあって、普段ならそれでも飛んでいくのに今は行きづらい。
やっと見つけたのがここ「WKPuffins」。固定店舗ではなく、あちこちに出店しているというので、この週末に出ている下北沢駅近くの「下北・線路街・空き地」(これが正しい名称)に行ってきました。この見覚えのあるホットドッグ。パンもアメリカのホットドッグ用のバンズではありません。ちゃんと2種のオニオンが沈んでいます。懐かしい味…。1年ちょっとぶりに再会できたピルサー。あまりに好きで、某ハンバーガーチェーンの人に「これ作って」とお願いしたくらいです(多分却下)。
毎週木曜に代々木上原の「No.」というお店にも出てるそうなので、近々行ってさらにじっくり味わってみようと思います。