それでもやっぱり旅したい(byエノキダケイコ「旅と人生」)

ワクチン4回済ませて、気を付けながら国内旅行中。

2019.12~2020.1 マレーシア旅行記① マレーシア航空 フライトとラウンジ編 

今回の旅行は団体ツアーなんだけど、フライトは自由、ただしツアーを手配してくれている旅行会社を通して予約します。まとめて予約してある「推奨フライト」にせず、今回は私だけマレーシア航空にしてもらいました。

年をまたぐフライトなので、マイルやポイントを常に集めている私としてはいろいろ迷いましたが、JAL修行の最後の保険として2019年のうちに2フライト確保したいし、マレーシアのフラッグシップエアラインなので。ルートは、成田ークアラルンプール、クアラルンプールーコタキナバルの往復。成田久しぶりです。

ちなみにツアーの推奨フライトはチェジュ航空。東京からはクアラルンプール直行便なら数社飛んでるけど、コタキナバルへの直行便はマレーシア航空(JALコードシェアあり)の一便だけ。ソウルからはチェジュ航空のほかに大韓航空、ジンエアー、エアソウルなど直行便が飛びまくっています。どうりで、コタキナバルの街中は韓国人ばっかりでした。

JALサファイアをやっと達成したところなので、さっそくラウンジの恩恵にあずかってみます。使えるラウンジはカンタスJAL。当然両方行ってみます(笑)。

最初に行ったのはカンタスラウンジ。

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成田空港のカンタスラウンジ

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カンタスラウンジのフードコーナー

そしていきなりの貸切状態。フード、ドリンクはこんな感じで、シンプルで快適。

その後JALサクララウンジへ。こちらは激混み!私と同じ便に乗る人、全員来てるんじゃないか…。

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サクララウンジといえば、泡。

さて搭乗です。機内食は1回だけで、サバ味噌を選びました。機内エンタメは、映画がいまいち新しくないかな…。今回は「ゴジラ キングオブモンスターズ」と「名探偵ピカチュウ」(自分では絶対レンタルしないやつw)を見てみました。

クアラルンプール空港に5時25分着。入国手続きはわりとスムーズ。ATMで少しマレーシアの通貨、リンギットを引き出して搭乗口へ。カフェでコーヒー(3.8リンギット、100円ちょい)を飲みながら時間つぶし。

クアラルンプールからコタキナバルの国内線は2時間くらいだけど、機内食も出るし映画も見られました。

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滞在中のことは後で書くとして、さっそくですが帰りの便です。

コタキナバル空港ではマレーシア航空のカウンターは空いていました。荷物をスルーで成田まで預けて、ラウンジへ向かいます。かなり奥まったところにあるマレーシア航空のラウンジ、広くはないけどとてもきれい。タオルを借りて、1つしかないシャワールームを借りました。ちょっとしたホテルみたい。

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コタキナバル空港のマレーシア航空ラウンジのシャワールーム

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コタキナバル空港マレーシア航空ラウンジで「ラクサ

ラウンジ内スタッフは「ヒジャブ」をかぶった女性が多い。機内には一人もいませんでしたが、やっぱりイスラム教徒の多い国なんだなぁ。ちなみに、ドバイ拠点のエミレーツ航空とかなりコードシェアをしていて、アジアはマレーシア航空、ヨーロッパや中東・アフリカはエミレーツ、とうまく分担してるようです。

ゲートへ行くと、日本人がほとんどで、優先搭乗多めで年齢層高め。コタキナバルでお正月を過ごすのは、海外慣れした人が多いみたいです。

クアラルンプール空港に着いたら、さっそくマレーシア航空のラウンジへ。ここはすごかった!五つ星ホテルのレストランフロアそのものみたいに広くて豪華でした。

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クアラルンプール空港のマレーシア航空のラウンジへ

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クアラルンプール空港、マレーシア航空ラウンジ

やはりイスラム色が濃いので、バーコーナーははっきり分かれています。(機内でもお酒は出ませんでした)

搭乗ゲートまではけっこうな距離。搭乗では「急いで急いで」と促されて、出発時間の15分も前にドアが閉まりました。機内ではスマホは「機内モード」ではなくずっと電源も切るように言われ、なかなか厳しいです。映画は「アド・アストラ」を見ました。

機内食はエコノミーなので期待しないとしても…今回、成田についたら初の「荷物延着」にあってしまいました。しかも私の荷物だけ。コタキナバルでつけてもらったプライオリティタグは、手元に届いた時には取れていました…。私の荷物は後の便に乗せられたそうで、翌日家まで送ってくれました。何も紛失していなかったので、あまり問題はなかったのですが、ずっと待っていたのに出てこなかったのはちょっと疲労感…。

そんな初マレーシア航空体験でした!

2020年 あけましておめでとうございます ~ コタキナバルから

毎日書こうと思ってましたが、年越しのあいだは全く書けませんでした!ずっとマレーシアの「CFFマレーシアの家」で、子どもたちと遊んだり軽作業ボランティアをやったりしていて、ネットになかなか繋げなかったのです。

この施設はマレーシアのボルネオ島、コタキナバルから車で1時間ちょっとのジャングルの中にあって、親がいなかったり、親が育てることができない子どもたちがマレーシアや日本からの支援でここに住み、学校に通っています。たまたま知り合いがここで働いている縁で、今年の年越しは「ファミリーキャンプ」に参加させてもらうことになったのです。日本からの参加者は学生や若い社会人が多く、私から見ると娘や息子といったところ。子どもたちは下手すると孫!?という年齢差だけど、ご飯も遊びも作業もぜーんぶ一緒にみんなでやりました。うどんを打ったり、出し物を考えたり、草取りをしたり、洗い物をしたり。この楽しかったことといったら。外国の子どもたちって、可愛いなーと思って遠くから見てるものだと思ってたけど、私でも一緒になって遊べるんだな。

私はずっと、青年海外協力隊とか海外ボランティアには縁がありませんでした。若いころは体が弱かったのもあるけど、海外よりまず近所の人が困ってるのを助けなきゃ、と思っていたから。日本中、世界中に助けを求めてる人がいる。見るたびに胸が痛むけど、全員助けてあげられる気がしなくて、まず足元からなんとかするしかないと思ってたのです。

なんでこんな勘違いを長年してたんだろう。普通の旅行ならあらゆる人たちに勧めてるのに、ボランティアの形で海外に行くことだけがダメなわけはなかったのです。海外の違う文化の人たちと、そこの気候、そこの生活の中で触れ合って初めて本当に、お互いに違うけど大切だということが、身体でわかります。年齢も性別も人種も文化もばらばらだけど、そういうことってあんまり関係ない。仲良くしよう!という気持ちだけしっかり持っていれば、どこでも誰とでも仲良くなれるんだなぁ。

まだまだ、言葉にならない思いがたくさんあるけど、少しずつ自分の中で確かめていきたいと思います。

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鶏も犬も猫も人間も、めいめい好きなように暮らしてる。

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手作りの「バンブーハウス」で寝起き。風が入るので涼しく、蚊帳の中にいれば虫も来ない。

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小高い丘の上。毎日ここで瞑想できたら悟りが開けそう…と思ってたら、これからここにみんなで教会を建てるんだって。

主催団体CFF=Caring for Future Foundationのサイト。私が参加した数日間の「ファミリーキャンプ」は今は募集してないけど、学生さんとかが参加する「ワークキャンプ」の詳細などが載ってます。

https://www.cffjapan.org/camp/malaysia_work_camp.php

Skyberryというwifi機器

ネット接続について、ここしばらく悩みました。

ずっと、家ではauひかり、スマホauの大容量コースで日本中どこに行っても快適サクサク、家ではAmazonプライムの映画も高画質。…だったんだけど、なにしろ毎月の料金が高い!15000円くらい払ってきたんじゃないかな。初めて買った携帯がauで(注 その前にPHSという過去の遺物もあった)、その後何十年もずっとau一筋だったけど、そろそろ番号も変えてキャリアも変えてみようかなと思いました。

で、楽天モバイルに決めたところ、海外ではネットはおろか電話も通じない。auは海外ダブル定額が便利だったので、これをどう補うか。

それに楽天モバイルは国内でも「高速」のはずのネットがすごく遅い。これは相対的なもので、前が早かったとも言えます。

足りないところを補って、さらにプラスするために、楽天モバイルに追加したのが以下の二つです。

① airbaltic card

これは海外SIMというやつで、確かAmazonで買いました。文字通りバルト海沿岸のエストニアの電話番号のついた、電話&ネット接続のSIMです。使用料はわりと安めで、何より繋がるエリアがすごく広い。私はアイスランドスリランカの両方で電話もネットも使えるのでこれにしました。ただ、普通に使ってるとどんどんお金がかかるし、国別の割安パック(1週間1GBまで1000円、みたいなやつ)を選ぶのもわりと面倒。とはいえ、海外で普通に使える電話は必須です。

② Skyberry

これ今回新規導入しました。国内外で使えるネット端末です。(海外で借りるwifiみたいなやつ)

設定不要で、日本でも海外でも(少なくともクアラルンプールでは)サクサクつながっていい感じ。ただ、やっぱり容量は上限があるので、足りなくなりそうになったらネットで追加料金を払う、という手間があります。

空港やホテルではいまどき世界中でwifi使えるので、使うのはなるべく最小限にしてます。

③保険に、Skypeにも電話オプションに少しお金を置いてあります。これは、フライト変更とかトラブルで、海外なのに長電話する羽目になったときのため。アイスランドではauで別の国のANAと長電話して目が飛び出るような請求が来たので、これも必須。もし同じ事態になったら、急遽「skypeかけ放題オプション」をonにする予定。

さて、これからクアラルンプールを離れて、コタキナバルからも離れたジャングルに突入するので、ネット環境また報告しますね!

凶器の機内持ち込み??

こんばんは。年末のマレーシアへのフライトについて、思い悩んで?いることがあります。

今回、マレーシアの孤児の施設に日本から10数名で出かけて、いろんなアクティビティをやろう!と企画している中で、私は「うどんチーム」の一人(笑)。みんなで小麦粉からうどんをこねて手打ちするのです。油揚げは持っていけるのか、カマボコはどうか、ネギはないだろうから乾燥ネギを持って…など、現地事情を思い浮かべながらあれこれ相談。その中で私は、家に(なぜか)2本ある「めん棒」を持っていく係になりました。

    ??めん棒って…機内持ち込みできるのか??

というのが問題。

液体のめんつゆを持っていく人は、明らかに持ち込み不可なので、預けるしかありません。めん棒はどうかというと、ナイフや「バット」が例示されている「危険物」の一種とみなされるかどうかが、判断の瀬戸際となります。

うどんを延ばせるくらいの、長さ50センチ直径3センチくらいの木の棒なので、殴られたら死なないまでも気絶くらいしそうです。やっぱり無理かな…。

ちなみに、小麦粉料理がない国はほとんどないので、現地調達してもらうことになったんだけど、最初はバット状の凶器2本のほかに白い粉を4キロ持ち込むことになっていました。うどんのレシピを印刷して、行先の「こどもの家」のパンフレットも持って行って、説明も考えておかないと、下手すると別室に連れていかれるのでは…など心配してましたが、これは免れて良かった!(いや荷物が4キロ減ったことを喜べよ、私)

2019年 海外旅行を振り返る

エノキダケイコです。

今年はたくさん旅行しました。まず、海外について。

1月は年末年始のドバイから。これはクラブツーリズムのツアーで行きました。世界一の建築物がたくさんあって、圧倒されました。それにアラブ料理っておいしい!例えばひよこ豆のペースト「フムス」って、じゃがいもみたいに元の味はあっさりしてるのに、ニンニクやオリーブオイルたっぷりで、それだけでおいしいんですよ。すっかり好物になってしまいました。

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ドバイモールにある世界最大の水槽

ちょっと飛んで4月にはセミナーで香港一泊だけ、5月にはタイのバンコクカンボジアアンコールワット。これはフライト、ホテル、オプショナルツアーも自分で手配。本当はスリランカに行って、アーユルヴェーダ三昧の予定だったのに、直前に大きなテロがあって変更せざるを得なかったのです。いつかリベンジするぞ!

急遽行ったのであまり予定もなく、アンコールワットでは予約していたガイドが来ないし、バタバタでした!

でも、たまたま予約したアンコールワット近くのホテル「The Aviary Hotel」が超モダンでオシャレ、かつ家族のようなおもてなしで感激したり、ちょうどタイの新国王の戴冠式で、令和元年にタイでもこんな経験ができたり、充実した旅になりました。

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タイでは国王の戴冠式が毎日テレビで流れてました

 そして8月はアイスランド。詳しくは電子書籍に書いたのですが、氷と火山のダイナミックな自然に圧倒されました。地球への大冒険って感じ!フライトとホテルは自分で手配して、現地ツアーはVELTRAで、Arctic Adventuresという現地ツアー会社の4泊5日ツアーを申し込みました。夏のツアーなので、今は全く同じツアーは出てないようだけど、このツアーに一番近いかな。「アイスランド3泊4日ツアー

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ダイヤモンド・ビーチは名前の通り美しかった!

9月は那覇経由で台北へ。地方発海外というのをやってみたくて。初めて台湾新幹線に乗って台中にも行きました。これも、フライトとホテルは自分で取って、新幹線と台中ツアーはVELTRA経由で手配しました。台中初めてなので楽しかった!ホテルはシェヌーホテル台北。雑誌ブルータスの台湾特集に載っていたのを予約しました。男性の雑誌に載るホテルらしく、クールでカッコいいホテルで、快適でした。

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彩虹春村、カラフルで素敵でした!

11月にはシンガポール。二人で出かけて、現地の友達にも会えて、賑やかな旅になりました。ホテルはThe Four Point By Sheraton Riverview。バス停の目の前で、便利でした。

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ボタニック・ガーデン。いろんな植物が見飽きなくて、足が疲れるまで歩き回りました。

 フィリピンのマニラにも2泊で行ってきました。英語が通じる国だけど、過去のスペイン統治が長かったので、カトリックスペイン語の影響も大きくて興味を惹かれました。

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カトリックらしいマリア様の像。

そして今年の締めくくりはマレーシアのコタキナバル。マレーシアは初めてなので、楽しみです!出発がなんと3日後に迫っています。荷物のパッキングを始めなきゃ…。

ここでは、初めまして。

本のブログ(http://mametaro.cocolog-nifty.com/nikki/)は2000年頃から、映画ブログは2011年から書いてたけど、旅行ブログはこれが最初。旅行ばかりするようになったのは2010年あたりだけど、FacebookInstagramに断片的に写真や短い日記を載せるだけでした。本当はもっと話したいのに!あんなに感動して、こんなに思い出してるのに!

ところが先日、なんと!仲間の方々のおかげで、8月に旅行したアイスランドのことを書いた本を電子書籍として出版させていただきました!コレです。クリックしてもいきなり1クリック注文になったりしないので、ご安心を。目次や説明、「なか見!検索」もできるので、見てみていただければ嬉しいです。

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アイスランドに興味のある人って、どれくらいいるだろう?わたし自身、アイスランドに行こうと決めてガイドブックを探したとき、「地球の歩き方 Plat アイスランド」くらいしか見つけられませんでした。イギリスや台湾とかなら、ガイドブックなんて何十冊も出てることを考えると、いまの日本ではすごくマイナーな場所なのかもなぁと思います。でも、だからこそ、今年実際に行ってきたばかりの私の体験を、興味のある人と分かち合えたら!と思います。タイトルに「アイスランドに行きたくなる本」と入れたのは、きっと、私が撮ってもキレイな写真が撮れるくらいの圧倒的な自然とか、すっごくおいしいホットドッグのことが伝われば、きっと読んでくれた人も行きたくなるはず!と思うからです。

このブログを読んでいる方も、試しにパラパラとこの本を読んでみて、行きたいと思ってくれたら、そして、実際に行ってみる方がいたらいいな~と思います。